ピアノオンラインレッスン

お子さんに「練習しなさい」と言わなくてもいいピアノレッスンとは?

ピアノレッスンと練習

こんにちは。

4歳からのオンライン音楽教室「るるオンラインこども音楽教室」の講師滝沢ゆみです。

27年の地元で人気の音楽教室ナンバー1の指導経験を活かして「練習しなくても好きな曲を弾いて楽しめるピアノレッスン」を提供しています。

きょうは「ピアノの練習」をテーマにお話ししていきたいと思います。

「練習嫌い!」は、ピアノを辞める理由No1!

あなたのお子さまは今ピアノを習っていますか?

そしてお子さまとピアノの関係はいかがでしょうか?

こどもピアノレッスン

ピアノを弾く環境があるご家庭で、音が出るピアノに興味を持ちポロンポロンと遊び弾き始めた時から、「この子は、ピアノが好きなんだな」と思いピアノを習い始めたのではないでしょうか。

または、お子さまの方から「ピアノを習いたい!」と言ってピアノを習い始めたのではないでしょうか。

いずれのケースの場合でも、はじめは、お子様がピアノを楽しく弾き始めたことからピアノを習い始めたに違いありません。

習い始めて1、2ヶ月は新しいことでもあるので.お子様は興味を持ってピアノを弾き始めていたに違いありません。

ところが、3ヶ月位たつと「ピアノを辞めたい!」とピアノの練習が苦になりお子さまから笑顔が消えて、ピアノを弾くのも苦になってしまう子も多いのではないでしょうか?

私の教室を退会した理由として最も多くあげられたのが「練習しないのでやめさせます」でした。

お子さまに聞いてみると「先生が好きだからまだ通いたい」「練習イヤだけどピアノを弾くのは嫌いじゃない」と、本音は「ピアノが好き」である事がわかります。

ですが、親の立場に立つと、お月謝と言う支払いが生じる上に『お子さまは、練習をしない!ピアノを弾かないように見えるので辞めさせてしまう』と言うことにつながるのでしょう。

ピアノを辞めることの弊害

私は過去に1,000組もの親子と接してきたので、「ピアノを辞める」色々なケース遭遇しています。

その中でも印象的なのは、「ピアノは好きだけど練習が嫌い」という小学校5年の女の子でした。

お母さんが「練習しないので辞めさせます」というお話を伺い、私は「お母さん!チャンスをください。お子さんとひと月練習をするように努力をしますから、後ひと月レッスンに通わせてください」と、頼みました。

「あと、ひと月なら・・・」という事で納得していただき、5年生の女の子と練習の作戦を立てました。

練習する時間を、1日のスケジュールの中で見直したり、練習が終わったら電話で報告(この時代は携帯電話がありませんでした)するなどして5年生の女の子との練習の日々がスタートしました。

結果はどうなったと思いますか?

はじめの3日間は完璧でした!

電話での報告もあるし、練習する事でさらに弾けるようになってピアノがますます楽しくなっていったようです。

ところが・・・・

10日目くらいから「練習報告」の電話が減り、20日過ぎる頃には、私から「今日の練習した?」の電話をかける事が多くなりました。

そしてひと月、5年生の女の子のお母さんから

「やっぱり、練習しないので辞めさせます」

とのお言葉を頂き5年生の女の子とのピアノレッスンは幕を閉じました。

そして、しばらくして1通の手紙が届きました。

辞めてしまった5年生の女の子からでした。

ピアノレッスン生徒

そこには、こう書かれていました。

「先生、今までピアノを教えてくださり、ありがとうございました。

もっと先生と一緒にピアノを弾いていたかったけれど、練習も自分なりにやってみたけれど、出来ませんでした。

先生、ごめんなさい。

せっかく先生が、ピアノを続けられるようにチャンスをくれたのに練習しなくてごめんなさい。

どうしても練習できませんでした・・・

ピアノと先生は大好きなのに・・・

という内容のお手紙でした。

このお手紙が届いたときに、この子の将来が心配になりました。

ピアノを辞めさせられた事で、この子の心に「練習しなかった」という事実と傷が深く残ってしまったのではないかと思うと、私の講師としての力が足りなかった思いで、今でも思い出すと心苦しく悲しくなります。

お子さまがピアノは好きだけれど練習しない・・・そしてピアノレッスンを辞めてしまう・・・

こんなケースはたくさんあるのではないでしょうか?

そして、お子さまの心の傷から、大人になったときに「ピアノレッスン」に対して良くない印象を抱いて、子どもが生まれて親になったときに「ピアノレッスン」に対する思いはどうなのだろう?と考えさせられる「練習」の現状でした。

どうして子どもは「練習」が嫌いなのか?

これを読んでいるあなたは大人だと思います。そして、お子さまを持つ親だと思います。

もし誰かに「お茶碗洗いなさい」「掃除をしなさい」「洗濯物干しなさい」と、言われたらうんざりするのではないでしょうか。

私たち親はどうしても子供に命令口調で「何々しなさい!!」と言ってしまうことが多くなります。

それは、子供がなかなか行動に移さないからどうしても命令してしまうのだと思います。

大人でも子供でも命令されてやるのは何となく嫌な気持ちになるものです。

それが毎日のように「練習しなさい」を聞いているうちにその練習と言う言葉自体が嫌になってしまいます。

いつしか練習=ピアノと言う方程式が出来上がってしまい、ピアノを見るとお母さんの口うるさい「練習しなさい」が思い浮かび、ピアノを弾くのも嫌になってしまうのだと思います。

ピアノレッスンと練習

では、練習しなさいと言う言葉を言わないとお子さんはどうでしょう?

子供には、まだ自分で時間を調整する能力があまりありません。

それができるようになるのが、大体5年生位だと私は思っています。

もし仮に、「練習しなさい」と言うピアノを弾く行為を促さないでいたらどうなるでしょうか?

よっぽどピアノが好きな子以外は、おそらくピアノを弾くと言う事はしないように思います。

または、思い立ったときに自分からピアノを弾くと思います。

弾けるから楽しくなる。

楽しいからピアノ弾く。

これがお子さまとピアノとのごく自然な付き合い方だと思います。

では一体どうしたらお子さんが、「練習しなさい!」と言わなくても自分からピアノ弾いてくれるようになるのでしょうか?

練習しなくてもピアノが上達するレッスンの発想

「練習しないとピアノは上手にならない」

これは、世間一般の常識。

ピアノレッスンというものが存在してからずっと「練習」は当たり前のように付属していたと思われます。

そして、ピアニストやピアノ指導者はみな「練習」をして弾けるようになった、上手になった事実も歪めません。

習い事が溢れ、ダンスにサッカーに体操に英語。

スイミングにソロバンに塾・・・

大抵の子どもたちは2つないし3つの習い事を掛け持ちしているのは普通で、中には売れっ子芸能人並に1週間のスケジュールが、びっしり詰まっているお子さんもいます。

そんな子どもが置かれている状況や、親たちの感覚の変化も当然変化しています。

生活形態も変化していて「忙しい生活」の中で練習のあるピアノは、お稽古事として敬遠されがちになっています。

私も講師生活30年の経験から、「子どもは練習が嫌い」 

という事実は身をもって知っています。

ここで考えたのです。

「練習をなくしてしまえばいい」と。

ピアノ練習

練習しなくてもピアノを弾けるレッスンを展開すれば「ピアノが大好き」と思える子どもを育てることができるのではないか?

そして、オンラインレッスンなら通わなくてもいいので毎日のようにレッスンができるのではないか??

そう考えたものの、私には90名近い個人レッスンの生徒がいたのでどうしたら時間が確保できるか?

毎日「練習のいらないピアノレッスン」の事を考えて気がつけば半年の月日が経っていました。

そして、一大決心をして、個人レッスンを辞めグループレッスンでオンライン専門の音楽教室として再スタートしたのです。

「練習」という概念を無くした「るるオンラインこども音楽教室」のピアノレッスン

こうして、一大決心をして、残ってくれた生徒は、90名中たったの8名でした。

それもそのはず。

個人レッスンが当たり前。

一人一人の指導じゃないと行き届かない。

オンラインピアノレッスンってどうなの?

全く新しいレッスン形態にやってみるよりも疑問を持つ方が多いでしょう。

でも、私にはグループレッスンで、練習のいらないピアノレッスンの方が上達が早い指導ができる自信がありました。

半年かけて「練習しなくてもピアノが弾ける」メソッドを考えていたからです。

オンラインピアノレッスン

こうして、当初は週に5日くらいレッスンをしていましたが、人間には「飽きる」という事が付いてまわります。

どんなに美味しいご馳走も毎日食べ続けると飽きるのと同じで、毎日のレッスンは刺激がなくなり「飽きる」事がわかりました。

今はベストな月9〜12回のレッスン。

受講の子どもたちは「毎日レッスンを受けたい!」と言いますが、そのくらいがちょうどいいのです。

そして、受講する子どもたちの変化は、

・ピアノの上達が早い

・あっという間に両手で弾けるようになる

・好きな曲を弾いて毎日ピアノを弾く

・グループレッスンで世界中の子とお友達になり、音楽を楽しんでいる

・楽譜がなくても弾く力がついた(即興演奏ができる)

・コード奏法が学べる

などなど、個人レッスンでは得られないコミュニケーション音楽となり、

・ピアノが大好きと思う子になってもらいたい!

・ピアノでクリエイティブな力を養ってもらいたい!

・音でコミュニケーションができる仲間との音楽を楽しんでもらいたい!

というピアノレッスンの奥にある、ピアノレッスンで身につけてもらいたい事をも身につける事ができるレッスンとして展開しているのです。

世界中で、どこを探しても、

                                         

通わなくてもいい

練習しなくてもいい

楽譜がなくても弾ける

音楽の基礎が身につく

オンライン専門の音楽教室は「るるオンラインこども音楽教室」だけだと思います。

「練習しなさい」と言わなくても良い4歳からのオンライン創作メロディー音楽レッスンの体験レッスンを受講してみませんか?

ABOUT ME
滝沢 ゆみ
1963年東京生まれ、横浜育ち。東海大学文学部卒業。全国の4歳~10歳を対象にしたオンライン音楽教室「るるオンラインこども音楽教室」を運営している。この教室は固定月謝制で、音楽レッスンの受け放題システムを導入した次世代のこども音楽教室である。 ほぼ毎日レッスンが受講できるため、従来の「練習」という概念がなく、 毎日のようにレッスンに参加するだけで魔法のように音楽力が上がっていくのが実感できる画期的なサービスであり、コロナ禍の今、大人気のコンテンツとなっている。 さらにその実績は、『AERA with Kids』(朝日新聞出版)や、『kodomoe』(白泉社)などのメディアにも多数紹介され、4歳~10歳児のお子様を持つ親御様に絶大な支持を得ている。